NOON裁判 上告棄却決定

NOON裁判 上告棄却決定


先日最高裁判所にて無罪が確定した、NOON裁判の上告棄却決定を弁護団から入手いたしましたので、以下に公開いたします。

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平成27年 (あ) 第235号

決    定

本 籍 大阪市中央区
住 居 兵庫県西宮市

金   光   正   年

上記の者に対する風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律違反被告事件について,平成27年1月21日大阪高等裁判所が言い渡した判決に対し,検察官から上告の申立てがあったので,当裁判所は,次のとおり決定する。

主      文

本件上告を棄却する。

理      由
検察官の上告趣意のうち,憲法の解釈の誤りをいう点は,原判決が所論のような憲法の解釈を示したものとはいえないから,前提を欠き,最高裁昭和43年(行ツ) 第120号同50年4月30日大法廷判決・民集29巻4号572頁を引用して判例違反をいう点は,同判例は事案を異にし,本件に適切でなく,福岡高裁宮崎支部昭和54年(う)第21号同年7月17日判決を引用して判例違反をいう点は,同判例が所論のような趣旨の法律判断まで示したものではないから,前提を欠き,そ の余は,単なる法令違反の主張であって,刑訴法405条の上告理由に当たらない。
よって,同法414条,386条1項3号により,裁判官全員一致の意見で,主文のとおり決定する。

 平成28年6月7日
最高裁判所第三小法廷
裁判長裁判官      木   内   道   祥
裁判官      岡   部   喜 代 子
裁判官      大   谷   剛   彦
裁判官      大   橋   正   春
裁判官      山   崎   敏   充