NOON訴訟控訴審第1回期日 傍聴記

NOON訴訟控訴審第1回期日 傍聴記


検察側による不当な控訴によってNOON訴訟は控訴審に係属しました。
その第1回公判期日を傍聴してきました。

まず、裁判所は、検察側からの控訴理由について書面の通りと確認し、弁護側の答弁について確認されました。
そして、弁護団から主任弁護人の水谷弁護士が、弁護側答弁についてその骨子の説明がありました。

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水谷弁護士は、冒頭、検察官の控訴趣意書を読んで、愕然とし憤りを感じたこと、控訴趣意の内容が、整合性もなく、憲法上の権利を尊重する意思もないこと、原判決を理解しようとする姿勢もないことが、具体的に語られました。

その上で、そのようないい加減な控訴によって、摘発から2年半が過ぎた今も、金光さんが被告人とされていることが不当であることが、静かに、しかし力強く語られました。

そして、裁判所に対して、金光さんを無罪とすること、ダンス営業規制が憲法違反と判断することを求めて、答弁の説明が終わりました。

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次に、検察側から証拠請求がなされましたが、弁護側からはいずれも第1審での2年にわたる審理の中で提出できなかった「やむを得ない事由」が存しないから採用されるべきではないと意見が出されました。

さらに検察側は、公判期日の当日になり、証人尋問とさらに書証を請求してきました。その内容は、許認可手続についての説明など、明らかにこれまでの第1審の審理中に提出することができたものです。

検察側は、これらの証拠が出せなかった理由として、〝無罪判決が予想できなかったから″いう意見を述べているようです(法廷での弁護人の指摘)。

〝無罪判決が予想できなかったから″などという理由が「やむを得ない」ものとして通用するのであれば、2年間にもわたって第1審をたたかってきた意味が全く失われると思いました。

同時に、そんなバカげた理由で金光さんの裁判が引き伸ばされることにも、怒りを覚えました。

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当然、弁護側は「やむを得ない事由」が存しないと反論していました。
弁護側からは、第1審でも証言された学者の新井先生と高山先生の意見書を提出し、採用されていました。
ただ、裁判所は、次回までに検察側に理由を補充するよう促し、次回期日は仮に証人尋問をしたとしても、審理は終了することとしました。

次回期日は、11月21日金曜日午後1時30分~(最大4時00分まで)となりました。

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その後、報告集会がありました。
意見書を執筆された高山先生などが挨拶され、弁護団からは、無罪確定を確実にするためにもみなさんの注目が不可欠とのコメントがありました。

第1審の無罪判決を確定させ、さらにダンス営業規制は憲法違反であるとの判決をかちとるため、引き続きみんなで支援していきましょう!

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